4月22日の午後、稲葉禮野氏による
「子ども虐待についての講演会」を行ないました。
2回目となる今回は、はじめに前回のおさらいとして、
虐待の種類や、虐待者・被虐待者の内訳、虐待の起きる要因(リスク)などが
具体的な数字を挙げて、話されました。
そして、そのように虐待を受けて、保護された子供達のその後として、
乳児院、児童養護施設や里親など様々な施設や制度が紹介されました。
和歌山市内にも、つつじヶ丘学舎(児童擁護施設)、
すみれホーム(母子生活支援施設)、ウィル(自立援助ホーム)
などあることがわかりました。
最後に、自分たちができることは何かを会場のみんなで考え、
意見を出し合いました。
行政の制度や施設の利用に任せ切るのではなく、
周りで生活する私たちが、声かけなどで子育て中の家庭を温かく見守っていくことが、虐待の防止につながると気づくことができた講演会でした。